今回のコラムのテーマは、ビセットラインの公式LINEでご質問の多い「矯正治療中のホワイトニング」について。

せっかく歯並びをキレイにするのだから、歯そのものもキレイにしたい…矯正治療を行う場合、そのようにお考えの方も多いです。

そこで、矯正治療中のホワイトニングについて、書かせていただきます。

矯正治療とホワイトニングは同時にできるの?

ビセットラインの公式LINEで特に多い質問が、

  • 矯正治療とホワイトニングは同時にできるの?

という質問です。

矯正治療を始める場合、最初から、矯正と一緒にホワイトニングをご検討される方も多く見られます。

また、最初はホワイトニングに興味が無かった方でも、矯正で歯列が整ってくると、歯そのものもキレイにしたいと考えるようになる方も多いです。

結論から書きますと、

矯正治療とホワイトニングについては、矯正治療の方法によって、可能な場合、難しい場合があります

治具を装着する矯正治療ではホワイトニングは難しい

矯正治療は大きくわけて、ワイヤー矯正とマウスピース矯正に分類されます。

ワイヤー矯正は、歯に直接治具を装着して行うため、ホワイトニングを一緒に行うことはできません。

なお、ワイヤー矯正は、表側に治具を装着する唇側矯正と、裏側に治具を装着する舌側矯正があります。
唇側矯正は、もちろん表側に治具が付くためホワイトニングはできません。

ビセットラインのような舌側矯正の場合も、ほとんど目立ちませんが、治具の一部が表側に出るため、ホワイトニングはお勧めできません。

ただし、ビセットラインの場合、矯正の最終段階ではワイヤー矯正からマウスピース矯正に移行します。
このタイミングで、ホワイトニングを実施することが可能です。

ホワイトニングにも一緒に検討されている方は、矯正治療のカウンセリングの際に、歯科医師にご相談いただくと良いでしょう。

マウスピース矯正はホワイトニングと同時に可能!ただし…

マスピース矯正の場合は、歯に治具を装着しません。
マウスピースは、ホワイトニングの施術の際に、簡単に外すことができますので、問題なくホワイトニング治療が可能です。

なお、ホワイトニング治療には、歯科医院で施術を行うオフィスホワイトニングと、マウスピースを使用して自宅で行うホームホワイトニングがあります。

当然のことですが、矯正治療を行うことで、歯並びは変化していきます。

歯並びの変化に従い、ホワイトニング用のマウスピースの形が、実際の歯並びと徐々にズレていきますので、矯正期間中に行うホワイトニングとしては、ホームホワイトニングは適しません。

ビセットラインの場合

ビセットラインは、治具がほとんど目立たたない舌側矯正とマウスピース矯正を併用した矯正治療です。
ある程度歯列が整ったところで、治具を取り外し、マウスピース矯正に移行します。

治具を取り外した後は、問題無くホワイトニングを行うことが可能です。

ビセットラインの提携歯科医院の中には、ホワイトニングを得意とする歯科医院もあります。
ホワイトニング治療をスタートするタイミングについては、歯科医師にご相談いただくと良いでしょう。

矯正治療とホワイトニング治療(まとめ)

あらためて、矯正治療とホワイトニング治療の関係について、表にまとめました。

ビセットラインワイヤー矯正マウスピース矯正
オフィス
ホワイトニング
△(※)×
ホーム
ホワイトニング
×××
※マウスピース矯正に移行したタイミングでホワイトニング治療が可能

今回は、ビセットラインの公式LINEでご質問の多い「矯正治療中のホワイトニング」についてお答えしました。

せっかく歯並びだけでなく、白く輝く歯を!という方の参考になれば幸いです。