歯並びは良くしたいけれど、「装置をつけた見た目が恥ずかしい」「費用が高くて踏み切れない」
そんな患者様の声に応え、従来のワイヤー矯正と 新しいマウスピース矯正を組み合わせた歯科矯正システムです。
ビセットラインの矯正サービスは、主に以下の3ステップからなっています。
お客様の症状にもよりますが、おおよそ8~10ヶ月が標準的な期間となります。
まずは矯正力の強いワイヤー矯正で歯列をアーチ型に整えます。夜間のみ特殊なマウスピースを同時装着し、より短期間での歯を移動させます。このSTEPでほとんどの歯の移動を終わらせます。
マウスピース矯正で調整をかけていきます。症状の程度によりマウスピースを取り替える回数が変わってきます(平均2~3回程度)。
きれいな歯列を保つために一定期間リテーナー(保定装置)を装着します。ワイヤーとマウスピースの2タイプからお選びいただけます。この保定装置対応(お渡し)を行って終了です。
ビセットラインは、従来のワイヤー矯正と、マウスピース矯正の強み・良いところを組み合せ、またそれぞれの弱点を補った歯科矯正システムです。
垂直・水平・回転方向へ歯を動かす強い矯正力があります。そのため歯列を早くきれいなアーチ型に整えることに優れています。
マウスピース矯正と異なり着脱がないため、治療期間中は24時間、常に矯正力が働いている状態を保てます。
ビセットラインのワイヤー矯正は舌側(歯の裏側)への装置取付けとなりますので、見えなくてキレイ。
傾き方向への矯正に向いています。
始めは少し違和感がありますが、矯正器具がないため、比較的軽い装着感です(装着感には個人差があります)。傾き方向への矯正に向いています。
クリアタイプのマウスピースは、装着時も目立たずキレイ。同時にホワイトニング等の対応を行うことも可能です。
特に舌側のワイヤー矯正は、歯の移動の程度・加減が歯科医の技術・経験則によるところが大きくなっています。また来院日の延期等によって処置タイミングがズレてしまうことで、歯が動きすぎてしまうこともあります。その場合、都度ワイヤー調整対応が必要になり、治療期間も長期になりがちな傾向があります。
ビセットラインでは、途中経過を含む治療後までの歯の動きをシミュレーションします。そのシミュレーション通りの歯の動きを実現するため「経験則によらず、適切な位置に矯正装置を取付けする」ことを可能とするジグ(補助器具)を歯科医に提供しています。さらにワイヤー矯正中、同時着用いただくことになる、私たちが「コントローラー」と呼ぶマウスピースは、ワイヤーによる歯の動き方をエスコートし、また動き過ぎの抑制もします。これによってより短い期間で目的の位置まで歯を動かしていきます。
舌側(歯の裏側)に、ブラケット(金具)とワイヤーを装着するため、始めのうちは若干違和感を覚える場合があります。
ビセットラインでは、一般的なブラケット(器具)と比較して、小さなブラケットを採用しています。
ワイヤーと比較すると矯正力は強くないため、比較的軽微な症例への対応となります。また治療の性質上、抜歯を伴う矯正対応には不向きです。
ビセットラインでも、軽微なケース等、お客様のご希望がある場合はマウスピース矯正のみの対応が可能な場合もあります。
食事の際に着脱の必要があります。この着脱できることは「気軽に取り組める」理由ではあるのですが、マウスピースを外している時間、歯は「元の歯並びへ戻っていってしまう」のです。装着時間(目安20時間/日×治療期間中ずっと)を長期にわたり守り続ける必要があるため、治療の効果がどうしてもお客様の取り組み度合いに依存してまいります。
ビセットラインのマウスピース矯正も、一般的なマウスピース矯正サービスと同様に、20時間/日の装着をお願いすることは変わりありません。ただし、ワイヤー矯正の時点でほとんど歯列を整えた後の「調整活用」であるため、マウスピース矯正のみの期間は長くありません(平均実績1~2ヶ月程度)。
ビセットラインの歯科矯正システムの強みは、3Dスキャン、モデリング技術を使って、従来は矯正専門医の経験値によるところが大きかったワイヤー治療を、システム化し、一般歯科医でも取り組める様なサービスにしたことにあります。
症例を重ねていく中で日々その精度を高め、同時にシステム化で装置の価格と医師の対応時間を大きく削減したことで、お客様にとって少しでも歯科矯正を身近に感じられるよう、取り組み易い料金で提供できるようになりました。
歯列矯正には歯間にスペースが必要です。症状の程度にもよりますが、一般的にはそのスペースを生み出すために抜歯をするケースも少なくありません。しかも片側1本の抜歯では左右のバランスが悪くなるため、問題がない歯であっても左右それぞれ1本ずつ、さらには上下のバランスを取るために、結局計4本の抜歯をする場合がほとんどです。
ビセットラインでは、極力抜歯を避けるべく、IPR(隣接面削合)を行います。要するに「歯間にスペースを作るために歯を削る」のです。歯のエナメル質は1mm程度です。そのためビセットラインでは、左右それぞれ0.4mmを最大値としてIPR対応を行っています。
※実際の治療方法は医師の判断によります。抜歯が必要なケース、ビセットラインの歯科矯正システムでは対応が難しい場合もあり得ます。
ビセットラインは舌側ワイヤー矯正ですので、ブラケットなどの装置は歯の裏側に取り付けを行います。外見からは着用が見えず安心です。また調整期間のマウスピースにおいても、クリアタイプであるため目立ちません。
ビセットラインのワイヤー矯正は、直径わずか0.2mm(細い髪の毛と同程度)という極細の形状記憶ワイヤーからスタートすることで、極力痛みが少ない方法を採用しています。
※使用感には個人差があります。